新潟競技麻雀NMO 選抜戦決勝譚
ついにこの日が来た…!
10月19日13時。
予選1位通過の優勝候補、O氏が仕事により決勝を辞退した為、
5位通過のりーだーと6位通過のH君が繰り上がっての参戦。
ファイナリストが5名となった為、順番に一人抜けで予選(半荘5回)を行い、
成績上位4名が決勝卓へ進むという変則ルールを採用。
尚、決勝は半荘1回。
それまでのポイントは持ち越しとなるので、
予選で大差がつけば、決勝は消化試合になる可能性がある。
まぁまずは上位4名に残らなくては…だな。
厳正なる抽選の結果、ワタクシは一回戦目が抜け番となったが、
昼食直後だったので願ったり叶ったりだった。
で。
一回戦、りーだーとN氏の後ろで観戦。
印象に残っているのが南場のりーだーの手牌。
六七と持っているところへ六ツモ。
アタマは既にあるのに、ここで七切り。
次巡、N氏が三-六待ちリーチ。
りーだー、更に六ツモで安牌切り二単騎待ち、そしてツモあがり。
詳細はちと違うかもですが、当たり牌を暗刻にして単騎ツモあがり。
注目すべきは、初動がリーチ前だということ。
ある漫画でのセリフ。
「後ろで観戦して、自分より少し下手だと感じる程度が同レベル。
自分と一緒だと思えたら2年は先を行ってるレベル。
巧いと感心したら、少なくとも10年の差が出来ている。」
一回戦
二回戦、いよいよ始動!
…と意気込んでいたところ、気合が空回りし見事にラスorz
そして三回戦目も3着に終わる。
二回戦・三回戦
…ヤバい。
優勝どころか、このままだと決勝卓にも残れない。
予選2位通過なのに。
そして…正念場の四回戦。
ようやくエンジンがかかり初トップ!
四回戦
ところがトータルTOPのこっしーが2着に残り、ぶっちぎり状態。
依然変わりなく、優勝まではまだ遠い…
運命の五回戦。
狙うは当然TOP。
そして如何にこっしーをラスに沈められるか…!?
で。
親で連荘を重ね5万点オーバーを叩き出してのトップ目。
場は南場。
ここでH君が驚異の追い上げを見せるΣ(゚Д゚)
焦る俺、TOPを譲るまいと先制リーチをかけるも、H君の追っかけリーチを前に撃沈。
涙目の親満放銃orz
この時点でトップ陥落、そしてこっしーは3着キープ、りーだーラス。
ワン順位差では決勝がほぼ消化試合確定。
オーラスでこっしーをラスに沈めなければ…
しかし、ここで手牌が腐る。
こっしーへのマンガン直撃どころか、テンパイ出来るかどうかも微妙…
「あの勇み足のリーチさえなければ…」
と、たらればが頭を巡っていた矢先、まさかのりーだーマンガンツモで3着浮上。
俺、2着ままでこっしーラス。
首の皮一枚つながった。
いや、 つ な が さ れ た 。
五回戦
ちなみに『つながされた』という表記は、
りーだーの「お膳立てしてやった」的なテレパシー(?)を受けた為。
(勿論自身の優勝の目を残す為でもあったのだろうが。)
決して、首の皮一枚“つないでくれた”とは書かない。
そして、ようやく決勝卓へ進む4名が決まった。
決勝開始前、なんなんに電話。
そして、愛ある激励。
この半荘ですべてが決まる。
はたしてパパは娘に、胸を張って1番だと言えるだろうか?
思えばこの時の俺は、
天牌“長野サバイバル死闘牌”時の、奥寺さん並に神妙な顔つきだったのではないかと思う。
さて、決勝。
優勝するにはこっしーをラスに沈めてのトップ、或いは20,000点差でのツー順位が条件となる。
容易ではない。
が、南場の親番で連荘し、条件を満たした。
裏が3つ乗ったり、今思い出してもあれは何か憑いていたに違いない。
そしてオーラス、親りーだー。
俺トップ目で2着目りーだー、3着目こっしー。
そしてりーだー・こっしーの点差はわずか300点。
優勝するには、300・500ツモあがりか、りーだー以外からの出あがり、
或いはN氏へのハネマンまでの放銃が条件。
ドラは六。
序盤から積極的に鳴き、タンヤオの六-九片上がりテンパイ。
あがれるのはドラの方なのでツモあがれないが、
皆、前へ出るしかないなら出る可能性はある。
が、あっさり六ツモ。
500・1000ツモだと親かぶりでりーだーが3着になるのでツモあがれず、八切り。
そして、五ツモ→七切り、四ツモ→六切りで三-六フリテンの再テンパイ。
そこへ、満を持してこっしーからリーチが入る!
俺、絶体絶命!!
安牌のアタマを落として2巡凌ぎつつ、三ツモで⑧単騎待ち。(実はこれもフリテン)
「流局でもりーだーがノーテンなら終わっちまう…!」
…と思った直後、こっしーがツモ切った“中”に声がかかった。
「ロンッ…!」
N氏、三暗刻のみのラス確あがり。
長かった戦いの幕が閉じた瞬間だった。
決勝戦
ようやく終わったというのが最初の感想。
優勝したという実感が湧いたのは家に帰ってからでした(笑)
さて、5名参加で行われた変則ルールでの決勝戦。
優勝候補であったO氏の辞退が無ければ、全く違う結果になったかもしれません。
しかし、あくまでたらればの話。
みだりにたらればの話を持ち出すのは如何にも無粋だし、他のファイナリストにも失礼にあたる。
ただ、優勝という結果に胸を張れば良い…というのは、なんなんの話。
その通りだと思う。
2期ではチャンプに恥じない打ち方をし~…と言っても、
これまでと同じ打ち方しか出来ませんが(汗)
次回も優勝目指して頑張ろう!
ただ…約束事はもうイイ…かな(=_=)
10月19日13時。
予選1位通過の優勝候補、O氏が仕事により決勝を辞退した為、
5位通過のりーだーと6位通過のH君が繰り上がっての参戦。
ファイナリストが5名となった為、順番に一人抜けで予選(半荘5回)を行い、
成績上位4名が決勝卓へ進むという変則ルールを採用。
尚、決勝は半荘1回。
それまでのポイントは持ち越しとなるので、
予選で大差がつけば、決勝は消化試合になる可能性がある。
まぁまずは上位4名に残らなくては…だな。
厳正なる抽選の結果、ワタクシは一回戦目が抜け番となったが、
昼食直後だったので願ったり叶ったりだった。
で。
一回戦、りーだーとN氏の後ろで観戦。
印象に残っているのが南場のりーだーの手牌。
六七と持っているところへ六ツモ。
アタマは既にあるのに、ここで七切り。
次巡、N氏が三-六待ちリーチ。
りーだー、更に六ツモで安牌切り二単騎待ち、そしてツモあがり。
詳細はちと違うかもですが、当たり牌を暗刻にして単騎ツモあがり。
注目すべきは、初動がリーチ前だということ。
ある漫画でのセリフ。
「後ろで観戦して、自分より少し下手だと感じる程度が同レベル。
自分と一緒だと思えたら2年は先を行ってるレベル。
巧いと感心したら、少なくとも10年の差が出来ている。」
一回戦
名前 | 一回戦 | トータル |
N氏 | -57.1 | -57.1 |
りーだー | 41.1 | 41.1 |
こっしー | 19.2 | 19.2 |
H君 | -3.2 | -3.2 |
たっきー | - | - |
二回戦、いよいよ始動!
…と意気込んでいたところ、気合が空回りし見事にラスorz
そして三回戦目も3着に終わる。
二回戦・三回戦
名前 | 一回戦 | 二回戦 | 三回戦 | トータル |
N氏 | -57.1 | 6.8 | 42.8 | -7.5 |
りーだー | 41.1 | -27.9 | 18.0 | 31.2 |
こっしー | 19.2 | 70.8 | - | 90.0 |
H君 | -3.2 | - | -40.7 | -43.9 |
たっきー | - | -49.7 | -14.9 | -64.6 |
…ヤバい。
優勝どころか、このままだと決勝卓にも残れない。
予選2位通過なのに。
そして…正念場の四回戦。
ようやくエンジンがかかり初トップ!
四回戦
名前 | 一回戦 | 二回戦 | 三回戦 | 四回戦 | トータル |
N氏 | -57.1 | 6.8 | 42.8 | -13.9 | -21.4 |
りーだー | 41.1 | -27.9 | 18.0 | - | 31.2 |
こっしー | 19.2 | 70.8 | - | 14.9 | 104.9 |
H君 | -3.2 | - | -40.7 | -49.1 | -93.0 |
たっきー | - | -49.7 | -14.9 | 42.9 | -21.7 |
ところがトータルTOPのこっしーが2着に残り、ぶっちぎり状態。
依然変わりなく、優勝まではまだ遠い…
運命の五回戦。
狙うは当然TOP。
そして如何にこっしーをラスに沈められるか…!?
で。
親で連荘を重ね5万点オーバーを叩き出してのトップ目。
場は南場。
ここでH君が驚異の追い上げを見せるΣ(゚Д゚)
焦る俺、TOPを譲るまいと先制リーチをかけるも、H君の追っかけリーチを前に撃沈。
涙目の親満放銃orz
この時点でトップ陥落、そしてこっしーは3着キープ、りーだーラス。
ワン順位差では決勝がほぼ消化試合確定。
オーラスでこっしーをラスに沈めなければ…
しかし、ここで手牌が腐る。
こっしーへのマンガン直撃どころか、テンパイ出来るかどうかも微妙…
「あの勇み足のリーチさえなければ…」
と、たらればが頭を巡っていた矢先、まさかのりーだーマンガンツモで3着浮上。
俺、2着ままでこっしーラス。
首の皮一枚つながった。
いや、 つ な が さ れ た 。
五回戦
名前 | 一回戦 | 二回戦 | 三回戦 | 四回戦 | 五回戦 | トータル |
N氏 | -57.1 | 6.8 | 42.8 | -13.9 | - | -21.4 |
りーだー | 41.1 | -27.9 | 18.0 | - | -20.1 | 11.1 |
こっしー | 19.2 | 70.8 | - | 14.9 | -42.4 | 62.5 |
H君 | -3.2 | - | -40.7 | -49.1 | 46.4 | -46.6 |
たっきー | - | -49.7 | -14.9 | 42.9 | 16.1 | -5.6 |
ちなみに『つながされた』という表記は、
りーだーの「お膳立てしてやった」的なテレパシー(?)を受けた為。
(勿論自身の優勝の目を残す為でもあったのだろうが。)
決して、首の皮一枚“つないでくれた”とは書かない。
そして、ようやく決勝卓へ進む4名が決まった。
決勝開始前、なんなんに電話。
そして、愛ある激励。
この半荘ですべてが決まる。
はたしてパパは娘に、胸を張って1番だと言えるだろうか?
思えばこの時の俺は、
天牌“長野サバイバル死闘牌”時の、奥寺さん並に神妙な顔つきだったのではないかと思う。
さて、決勝。
優勝するにはこっしーをラスに沈めてのトップ、或いは20,000点差でのツー順位が条件となる。
容易ではない。
が、南場の親番で連荘し、条件を満たした。
裏が3つ乗ったり、今思い出してもあれは何か憑いていたに違いない。
そしてオーラス、親りーだー。
俺トップ目で2着目りーだー、3着目こっしー。
そしてりーだー・こっしーの点差はわずか300点。
優勝するには、300・500ツモあがりか、りーだー以外からの出あがり、
或いはN氏へのハネマンまでの放銃が条件。
ドラは六。
序盤から積極的に鳴き、タンヤオの六-九片上がりテンパイ。
あがれるのはドラの方なのでツモあがれないが、
皆、前へ出るしかないなら出る可能性はある。
が、あっさり六ツモ。
500・1000ツモだと親かぶりでりーだーが3着になるのでツモあがれず、八切り。
そして、五ツモ→七切り、四ツモ→六切りで三-六フリテンの再テンパイ。
そこへ、満を持してこっしーからリーチが入る!
俺、絶体絶命!!
安牌のアタマを落として2巡凌ぎつつ、三ツモで⑧単騎待ち。(実はこれもフリテン)
「流局でもりーだーがノーテンなら終わっちまう…!」
…と思った直後、こっしーがツモ切った“中”に声がかかった。
「ロンッ…!」
N氏、三暗刻のみのラス確あがり。
長かった戦いの幕が閉じた瞬間だった。
決勝戦
名前 | 一回戦 | 二回戦 | 三回戦 | 四回戦 | 五回戦 | 決勝戦 | トータル |
N氏 | -57.1 | 6.8 | 42.8 | -13.9 | - | -59.0 | -80.4 |
りーだー | 41.1 | -27.9 | 18.0 | - | -20.1 | 7.5 | 18.6 |
こっしー | 19.2 | 70.8 | - | 14.9 | -42.4 | -12.8 | 49.7 |
たっきー | - | -49.7 | -14.9 | 42.9 | 16.1 | 67.9 | 62.3 |
ようやく終わったというのが最初の感想。
優勝したという実感が湧いたのは家に帰ってからでした(笑)
さて、5名参加で行われた変則ルールでの決勝戦。
優勝候補であったO氏の辞退が無ければ、全く違う結果になったかもしれません。
しかし、あくまでたらればの話。
みだりにたらればの話を持ち出すのは如何にも無粋だし、他のファイナリストにも失礼にあたる。
ただ、優勝という結果に胸を張れば良い…というのは、なんなんの話。
その通りだと思う。
2期ではチャンプに恥じない打ち方をし~…と言っても、
これまでと同じ打ち方しか出来ませんが(汗)
次回も優勝目指して頑張ろう!
ただ…約束事はもうイイ…かな(=_=)
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次はみてろーよーーーーー
ぎゃーーーす
ここ一番の勝負根性がねえ
わし 勝負根性A
たっきー 勝負根性S
N水氏 勝負根性SS
SSはあくまでもせっていたときだからねぇ